STONES COLLECTORS.COM - ローリング・ストーンズに関するあらゆる情報を世界中から集めて掲載。

BLOG

「本人のものよりいいぞ」とロン・ウッド


nikkei BPnetに「本人のものよりいいぞ」とロン・ウッド 誠実なものづくりで「歴史」を継承するという記事がアップされていました。

この記事はローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズ、ロン・ウッドらも愛用しているギターメーカー、ゼマイティスについて書かれたもの。
ロンは同社の製品をいたく気に入っているようで、そのやりとりも記事中で記述されていました。

 普通、ローリング・ストーンズくらいの大物になると、よほど強力なコネでもない限りは会えません。ところが、この時はロン・ウッド自らが「ゼマイティスのチームなら是非会いたい」と、わざわざ時間をとってくれたのです。さいたまスーパーアリーナの楽屋で、ロン・ウッドは私にこういいました。

 「君たちの作ったゼマイティスは素晴らしい」と。彼は続けて、「俺がデザインする絵柄を彫刻したゼマイティスを作ってくれないか」

 ありきたりな感想ですけれど、これは嬉しかったですね。「君たちの作ったゼマイティスは素晴らしい」くらいのことだったら、愛想や気遣いでもいってくれるでしょう。けれども本当に気に入ってなかったら、「オリジナルのデザインで作ってくれ」とオーダーしてくれることもないはずだからです。ロン・ウッドはスタッフに画用紙を持ってこさせると、見事な鳳凰の絵を描き上げました。彼は画家としても評価の高い人ですからね。

これは職人冥利に尽きますね〜。
そのギターは全米ツアー最終日のドジャー・スタジアム公演でロンに手渡され、何とその日実際に使われたそうです。

 ロン・ウッドがオーダーしたギターは、数カ月後に完成しました。その時、ローリング・ストーンズは全米ツアーの最中でしたので、私は完成したばかりのギターを携えて米国まで飛びました。場所はツアー最終日となるドジャーズ・スタジアム。彼はギターの出来栄えを大変喜び、早速その日のライブで使っていました。これは、普通ならまずあり得ないことです。プロは新しいギターを手に入れても、何日か試奏して楽器の癖などを把握してからライブに供するものだからです。自慢のようになりますが、それだけ新生ゼマイティスのクオリティーが高かったということでしょう。

 ライブが終わった後、ロン・ウッドは私にこういいました。

 「ここだけの話な、君たちの作ったゼマイティスは、トニー・ゼマイティス本人のものよりいいぞ」

 ちなみにこの時のライブの様子は、ローリング・ストーンズの記録映画『シャイン・ア・ライト』に収録されており、新生ゼマイティスを弾くロン・ウッドの姿も見られます。

う〜ん、この職人さんの興奮が伝わってくるようです。
同社にはこれからも是非がんばって欲しいですね。

Bookmark and Share

コメント

コメントはまだありません

コメントを投稿

Sorry Foreigners, English only comment will be rejected for spam measures.
If you want to send comment or information for me, please send E-mail to StonesCollectors[at]gmail.com.

UNIVERSAL MUSIC STORE(ユニバーサルミュージックストア)